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zoom RSS ヒトの卵子、ヒトの命

<<   作成日時 : 2017/04/24 03:01   >>

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☆N・A・S・Hプロジェクト第4回公演「ヒトノカケラ」チラシ

八幡山ワーサルシアターで観劇。
観劇日は初日打ち上げで、脚本家の篠原久美子さん(劇団劇作家)や演出の森さゆ里さん(文学座)と隣り合わせになったのは幸運だった。
作品に関する思い、作家と演出家の些細と思われる言葉選びの相違のエピソードなど、面白く謹聴。
2004年に新国立劇場での上演にあたって書き下ろされたこの作品は、クローン人間を扱ったもの。
クローン化には不妊治療の他に病気治療という目的もあり、それには数多の「人になれたかもしれない」大量の卵子が必要だった。
人間の生命を存続させるための正当性とは何かを問う問題作。
夫のクローンを産んだ「羽根田聡子」役の角田紗里が素晴らしかった。

羽根田家と親しかった近隣の夫妻がクローン人間を産んだことが事件になった、とある町。
この事態に羽根田聡子が関わっていたのではないかという疑いがかけられる。
聡子は不治の難病患者で、自分の病気が50%の確率で遺伝し、遺伝した場合は100%の確率で発症することを知っている。
次第に身体機能を自己制御できなくなり、40代で認知症になり、死に至る悲しくも恐ろしい病・KKS。
彼女にはすでに成人した一人息子がいる。
その息子の所に、ある日、クローン研究をしていた故・芹沢博士の娘・夏生が訪ねてきて、かつて父の研究に聡子が関わっていたのではないか、研究の記録を聡子が持っているのではないかと言う。
KKS患者の聡子の息子に病気は遺伝していなかった。
息子は、体の痙攣で聡子が処分できなかった記録ノートを読んでしまい、自分がクローン人間だと知る。
クローンの有効利用を唱え商業化しようと目論む芹沢夏生と、クローン化に反対する息子は激しく対立する。
双方の言い分がともに正論であるように感じて、深く考えさせられた。

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