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zoom RSS 読者を欺くプロットに驚嘆!

<<   作成日時 : 2017/05/01 05:37   >>

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☆ピエール・ルメートル「悲しみのイレーヌ」(文春文庫)表紙

「悲しみのイレーヌ」はフランスが誇るミステリー作家、ピエール・ルメートルの作品。
又々驚かされた。
二部構成のこの物語、第二部に入るまで物語の構成がわからなかった!
なんという発想。
思わず「え?ウソやん!」と井の頭線の車内でつぶやいた…

第一部で読んでいたのは、犯人であるビュイッソンの小説だった。
パリ郊外で虐殺死体が発見され、事件は主人公のヴェルーヴェン率いる班が担当することになった。
ビュイッソンは事件に関わる捜査員に金を渡して捜査情報を手に入れ、それをそのまま小説に仕立てていた。
だから、事件そのものが描かれていたわけで、全くそのカラクリに気がつかなかったというわけだ。
おそらく読者の全てが欺かれたことだろう。
相変わらず奇想天外なプロットで読者を仰天させてくれるルメートル。

第二部では、ビュイッソンが起こしたであろう過去の事件の確認と、次に起こると予想される事件を阻止すべく、ヴェルーヴェンが策を練る。
しかしヴェルーヴェンの作戦は、彼自身を底なしの悲しみに誘うことになる。

あまりにも残酷な結末に言葉もない。

原題は「Travail Soigne」直訳すると「念入りな仕事」になるのかな、犯人は確かに念入りなヤツだった。

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