大人の芝居を味わう

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☆小宮孝泰プロデュースvol.9「縁 YUKARI」チラシ

「縁 YUKARI」を小劇場 楽園で観劇。
原作・小野寺史宣 / 脚本、演出・佃典彦

ドタバタコメディなのかと思いきや、大人の哀感が切々と伝わる二人芝居だった。
舞台上には椅子2脚、段ボール数個、夥しい数の衣装と小道具の数々。

下着姿で登場した小宮孝泰さんと野々村のんさん(青年座)、
「あなたは誰ですか?」と問いかけあい、「私は○○です」と宣言して衣装を身に着け、宣言した人物になり切る、取っ替え引っ換えの衣装と共にそれぞれ何役にもなる。
そして時々、補助的に演出の佃さんが配達員などで登場。

思いつきで始まったかに見えた二人のなりきり芝居は、やがてあざなえる縄の如く一つの物語に集約されて行く。
大人になること、生き続けることは、一筋縄でいくものではない。
喜怒哀楽を爆発させることがなくても、そこに在るだけで細かな感情まで伝わる。
過剰な表現は要らない。
じわぁっと哀感。大人の芝居。

12日(月)14時の回まで。
http://www.set1979.com/komiya_vol9/

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