震災がテーマの感動作なのだが…

☆7contents 第15回公演「Post Script」チラシ
上野ストアハウスで観劇。
この劇団は震災をテーマにした作品を多く上演しているようで、この作品は東日本大震災のその後の物語。
震災で多くの友人知人を亡くしたバービーこと馬場は、あの日から一歩も前に進めなくなった。
精神病棟で治療を受ける彼は、強い薬のせいか最近よく小学校時代の仲間と遊んだことを思い出すようになった。
やがていつの間にか思い出から抜け出して自分も幼き頃に戻り、小学校時代の友人たちと一緒に遊んでしまうバービー。
現実との境が希薄になる中で、それでも時々悶絶するような頭痛に襲われる。
薬の副作用か、記憶を蘇らせることの苦痛なのか。
その同級生たちに数年後に思い出深い「秘密基地」を作った洞窟で再会しようと手紙を書き送っていた彼は、それが今日だと、宛先不明で戻ってきた手紙を見て思い出す。
懐かしい「秘密基地」でバービーは、手紙が宛先不明で届かなかったはずの同級生たちと再会を果たすが、大人になった彼らは皆、黒装束だった。
いつまでも震災で傷ついたままではダメなのだ、一歩前に進まなければ、と、死んでしまった妻や友人たちの霊に励まされて、彼はようやく立ち直るきっかけを掴む。
感動的だったし、お笑い的要素もあって飽きないのだけれど、千秋楽ということもあってアドリブ的なお笑い合戦が始まり、2時間10分の予定が2時間半に…なげぇよ!
若いが皆達者でエネルギーの充満する舞台ではあった。
装置と照明が中々効果的で良かったし、衣装もポップで好印象。
終演後に客演の加藤大騎さんとツーショット撮ったんだけど、ピンボケで残念。
大騎さん、お疲れ様でした。
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